実践 値幅の研究 (株式投資実践シリーズ)
『投資・今日の一冊』
実践 値幅の研究 (株式投資実践シリーズ)
四方田 勝久
おすすめ度: 
発売元: パンローリング
図番号がなく、Howto本としてはだめな本
著者の能力を余すことなく示しており、題名と調和する形でチャートが多く紹介されているが、致命的な欠点は「殆どの図に図番号がなく、文中の説明がどの図の説明なのかが示されていない」事である。この事は読者のスムースな理解を妨げる不親切な要因となることは否定できない。Howto本・参考書的な位置づけの本であるとするなら、この読者フレンドリーでない要素は受け入れがたいものである。
個人投資家に馴染みやすいテクニカル分析の本
日本人に人気のある一目均衡表や波動の解説が中心です。一目均衡表に関しては、著者独自の解説もあるので、一目が好きな人には大いに参考になると思います。エリオット波動についても言及されています。日本株の投資をメインにやっている人にお勧めです。
独自の視点によるテクニカル分析の解説書
本書はテクニカル分析の解説書ですが、一般のテクニカルの本とは少し違います。本書の中心となるのは、著者独自の一目均衡表の解釈、三段高下の理論、トレンドライン、移動平均、エリオットはどう。ポイント・アンド・フィギュアなどの解説です。
一般の本がRSI、ストキャスティクス、ボリンジャー・バンドなどの解説から構成されているのに比べると、かなり著者のオリジナリティが出ていると言えます。どこの部分を読んでの本書のタイトルである「値幅」をどう計算して先を読むかといった解説がなされており、参考になります。
値幅が中心なので、日柄を考慮に入れていないケースもあるようですが、その辺は読者が自分の判断で補うとよいと思います。
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