ゴリラゲーム ― 株式投資の黄金律
『投資・今日の一冊』
ゴリラゲーム ― 株式投資の黄金律
ジェフリー・A・ムーア
おすすめ度: 
発売元: 講談社
本書は、ベンチャーキャピタリスト、ハイテク戦略コンサルタント、投資アナリストの3人の専門家によるハイテク株投資の指南書で、アメリカでベストセラーとなった『Gorilla Game』の邦訳である。 題名にある「ゴリラ」とは、アメリカ株投資の世界において、「ハイテク分野で圧倒的な競争力と将来性を備えた企業」のことである。つまり、ゴリラとは投資家が目指す獲物(ハイテク企業)であり、本書では、ゴリラ企業の見つけ方から分析、そしてゴリラ企業への投資を中心とした投資方法が紹介されている。 「ゴリラゲーム」を一言で表現するならば、それは「ハイテク株投資で成功する方法」である。具体的な手順は、超成長期に入りつつある市場を見つけ、ある業界、またはあるセクターでゴリラ企業になると思われる一群の企業の株を数社まとめて買う。その後どれがゴリラ企業になるかがはっきりした時点でそれ以外の株を全部売却し、その代金をすべて最終的なゴリラ企業の株につぎ込む。そして、購入したゴリラ企業の株を長期保有し、ゴリラの「死」が明確になる新たなテクノロジーが出現するまで決して売らないことである。 さまざまな方法論が提示されているものの、一般投資家向けの視点も忘れていない。一般投資家には、長期的に大きなリターンを保証できるような、安全かつ予測可能な投資先として、他のハイテク企業に比して競合優位性を発揮するゴリラ企業株への投資を推奨している。(増渕正明)
結果は間違っていたことが証明された
ひとつのトレンドが終わっても新しいトレンドは来ます。でも、前とまったく同じトレンドではありません。結果から言うと、この本に書かれていることは間違っていて、この本の著者は投資センスがないことを証明してしまっています。商品やアジア、資源国などハイテクとは関係のない所に宝の山があったわけです。ITバブルで脳みそがやられてしまったら人間どうなるかということを体現しているような人です。反面教師として活用すれば役に立たないわけでない。評論家や本を書いて生活している人には相場観がないということが理解できると思います。
ハイテク版バフェット投資
いわゆるハイテク業界に的を絞り、憎たらしいほど強い企業を選び出して集中的に長期投資することを説いた本。バフェット式投資のハイテク版とも言える内容。PC関連に詳しい人が読むとやや首をかしげるような内容も散見されるが、日頃コンピュータに親しみ、ハイテクと聞けばなんでもかんでもバブルに結びつける最近の風潮に不満を持つ投資家ならば読んでおいて損は無い。
ハイテク投資のバイブル
ハイテク企業の投資に関して深い示唆を与えてくれる好著。米国の企業群の名前が登場し、業界を熟知した人が書いているため、十分な業界の勉強をする必要があるだろう。(ただし、難しい表現は出てこないため、理解が早いだろう。) 最後にこの本は「株式投資」のためにかかれており、難しい技術の話はないため、読みやすい一冊となっている。
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